A-6 たばこ臭評価におけるパネル属性による比較(セッションA)

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  • A-6 Comparison of the evaluation for tobacco odors by panel's characteristics

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抄録

本研究では、近年国内たばこ売上で割合が増えつつあるメンソール系と非メンソール系たばこ臭の評価について、嗅覚パネルの年齢、同居人の喫煙の有無による評価の違いについて検討した。年齢別の検討において35~49歳、50~59歳、60~78歳の許容レベルとされる非容認率20%の値を求めると、メンソール系では臭気濃度11、17、24となり、年齢が上がるにつれ値も上昇した。非メンソール系では臭気濃度4、8、7と50~59歳、60~78歳では同程度となったが、35~49歳と比較すると2倍程度の値となった。パネルの同居人の喫煙習慣別の結果では、非容認率は低濃度では差が小さいが、臭気濃度30、60、180では同居人喫煙無しの方が20~30%高くなった。

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