P-15 高齢者における温冷覚閾値と生活習慣との関係(ポスターセッションII)

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  • P-15 Relationship between Cutaneous Thermal Thresholds and Life style in Elderly People

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抄録

糖尿病や高血圧症等の生活習慣病を有する者を含む高齢者を対象に皮膚温度感受性を評価するために温冷覚閾値について測定を行った。また、生活習慣や暑がり寒がり体質に関する質問紙調査を行い、温冷覚閾値との関係について検討した。被験者は58名で、そのうち、高血圧症を有する者20名、糖尿病11名、不整脈などの心疾患が7名であった。温覚では、糖尿病群が、高血圧群、または健康群に比べ、腹部、手背、下腿において有意に閾値が大きいことが示されたが、冷覚においては疾患の違いによる差はなかった。一方、食事、運動、睡眠等の生活習慣および冷暖房の使用状況と温覚、冷覚の閾値には関係性は認められなかった。

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