2B27 「第1回日本博士人材追跡調査(JD-Pro)から見た研究者の育成と課題(<ホットイシュー>イノベーション人材の育成と確保(3),一般講演)

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抄録

「第1回日本博士人材調査(JD-Pro)」は、博士課程の修了年コホート(2012年度博士課程修了)を特定し、個人に対して質的調査を実施したもので、日本では初の試みである。博士在籍中の教育・指導状況、就業状況、所得、仕事の満足度などについて詳細に尋ねており、大学を通じた個人への連絡先把握率は80%を超え、最終的な有効回答数も4割近く良好な回収状況であった。本報告では、このデータを使用し、現在の雇用先がアカデミアと非アカデミアの場合に分け、就職の際の求人情報源、現在の雇用形態、所得、仕事の満足度等についてクロス集計した結果を示し、さらにアカデミアか非アカデミアかの就業選択関数をロジスティック分析することで、進路選択に対し影響を与える要因について検討を行う。これにより博士号取得者が民間企業等へ進路先を拡大するための政策的知見を得ることを目的とする。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206130954368
  • NII論文ID
    110010012039
  • DOI
    10.20801/randi.30.0_422
  • ISSN
    24327131
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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