書誌事項
- タイトル別名
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- Regional Policies in Japan's Era of Population Decline
- ジンコウ ゲンショウ ジダイ ノ チイキ セイサク
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抄録
急速に進む人口減少により2040年には近代化以前の人口数に戻る道県もあるが,小規模町村の人口は著しく減少し高齢者が増大するため,近代化以前の状況が再現されるわけではない.さらに,人口減少とともに財政規模も縮小するからインフラ施設の更新も困難となる.その場合には,費用対効果を考慮して,インフラ施設の更新よりもインフラの整備された地域へ住民が移住すべきとの意見もあるが,少なくとも自市町村内にとどまり,これまでの人口分布をできるだけ維持すべきであろう.現在までのところ,過疎地域では従来の地域活性化政策が継続されており,移住計画などの新たな対応策はとられていない.階層的な中心地システムの整備に基づく地域活性化対策によって人口減少社会に対処するのが望ましい.
収録刊行物
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- 経済地理学年報
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経済地理学年報 61 (3), 202-218, 2015
経済地理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205119972480
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- NII論文ID
- 110010017167
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- NII書誌ID
- AN00071152
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- ISSN
- 24241636
- 00045683
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- NDL書誌ID
- 026940442
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可