学術出版にまつわる諸作業の電子化に潜む陥穽 -研究教育者の視点から危機管理の必要性を訴える-

• 瀧川 修吾

  開智国際大学 リベラルアーツ学部

書誌事項

タイトル別名

• Consideration about unexpected traps accompanying with computerization of the working process in scholarly publication.

抄録

昨今,ICTの進歩と普及は飛躍的であり,学術出版の分野でもそれは例外ではないが,利便性の恩恵にあずかる一方,不快な体験をした者も少なくないはずである。本稿は,文章校正ツールの混乱や添付ファイルによる原稿の誤送,パスワード機能付きUSBメモリの不具合に関し,私が研究教育者として経験した失敗事例をまとめたものである。ICTの進歩に対応した学術出版の環境整備のためには,失敗から学ぶ必要があると考えるからである。

収録刊行物

• 開智国際大学紀要

  開智国際大学紀要 15 (0), 209-221, 2016

  学校法人 開智学園　開智国際大学

キーワード

• 学術出版
• 文章校正ツール
• データ誤送
• パスワード機能付USBメモリ
• データの危機管理

詳細情報

• CRID: 1390282681088302336
• NII論文ID: 110010032766
• DOI: 10.24581/kaichi.15.0_209
• ISSN: 24334618
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可