ウーロン茶葉中のインドキサカルブおよびフィプロニル試験法の検討

• 山口聡子

• 高取聡

• 北川陽子[他]

書誌事項

タイトル別名

• Determination of Indoxacarb and Fipronil in Oolong Tea Leaves

抄録

ウーロン茶葉中に含まれるインドキサカルブおよびフィプロニルの試験法について、検討を行った。厚生労働省が通知する一斉試験法（通知一斉試験法）で得られる試験液は精製が不十分であると考えられたことから、3種類の精製カラムを併用する改良試験法を検討した。妥当性評価ガイドラインに従い、LC-MS/MSおよびGC-MSを用いた分析法の真度、併行精度および室内精度を算出した結果、共に目標値を満たした。特に改良試験法では、通知一斉試験法の試験液で残存していた色素およびカフェインが除去されており、結果の信頼性を高めるために有効であると考えられた。

収録刊行物

• 大阪府立公衆衛生研究所　研究報告

  大阪府立公衆衛生研究所　研究報告 52 (0), 30-34, 2014

  地方独立行政法人 大阪健康安全基盤研究所

詳細情報

• CRID: 1390282763131969280
• NII論文ID: 110010040223
• NII書誌ID: AA12569352
• DOI: 10.24693/bopiph.52.0_30
• ISSN: 21854076
• ISSN: 13432923
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2015072887
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可