書誌事項
- タイトル別名
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- Influence of sex and gender on cellular phone call and cellula rphone mail
- ケイタイ デンワ ケイタイ メール コミュニケーション ニ オヨボス セイ ト セイ ヤクワリ ノ エイキョウ
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抄録
本研究は、携帯電話と携帯メールを用いたコミュニケーションに及ぼす利用者の性と性役割(男性性、女性性、中性性)の効果を検討することであった。大学生162名を対象に質問紙調査を実施し、131名から有効回答を得た。調査対象者の性、男性性、女性性、中性性の4変数を説明変数とし、携帯電話と携帯メールに対する利用態度10変数、携帯電話と携帯メールの利用実態22変数、および携帯電話と携帯メールによる自己開示8変数の合計40変数を基準変数とする重回帰分析を行った。その結果、(1)利用態度に対する性と女性性の影響は大きいが、男性性と中性性の影響はない、(2)利用実態に対する性と女性性の影響は最も大きく、男性性の影響は次に大きく、中性性の影響は小さい、(3)自己開示に対する女性性の影響は極めて大きいが、性の影響は小さく、男性性と中性性の影響はない、ということが実証された。
収録刊行物
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- 広島大学心理学研究
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広島大学心理学研究 5 69-92, 2006-03-30
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699831865728
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- NII論文ID
- 120000880610
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- NII書誌ID
- AA11616129
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- DOI
- 10.15027/19507
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- NDL書誌ID
- 8535806
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- ISSN
- 13471619
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可