複数の患者を受け持つ看護管理学実習の展開

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  • A New Nursing Administration Practicum Puts Student Nurses in Charge of Two Patients

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抄録

新卒看護職員の高い離職率を背景に,厚生労働省は平成21年度より保健師助産師看護師学校養成所指定規則等の一部を改正し,看護基礎教育における実践的な教育内容の充実を目指している。本看護学専攻は開設当初より学生の実践能力向上に向けた教育に取り組み,平成19年9月には4年次の学生を対象に最終の必修実習科目として,看護管理学実習を実施した。この実習のねらいは,学生が2名の患者を受け持ち,看護師が立案した看護計画をもとに1日の看護の優先度を決定し,介入,評価について実習を行い,看護の組織的活動という視点から,看護チームにおける協働,安全管理,情報管理等について理解を深めることである。本稿では,看護管理学実習の取り組みと,実践能力向上に関する有効性について検討する。

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