コレステロール結晶塞栓症の1例

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抄録

86歳男.慢性関節リウマチの既往があり,特に誘因なく右足趾に疼痛と紫紅色紅斑が出現した.病理組織学的に真皮深層から皮下脂肪織内の小動脈にcholesterol cleftを有する塞栓像を認め,コレステロール結晶塞栓症と診断した.画像検査により腹部大動脈の腎動脈分岐直上から右総腸骨動脈に壁在血栓を伴う血管の狭小化を認め,塞栓源であると推測された.数ヵ月の間に再発を認め,2度の趾切断術を施行したがその後の経過は良好である.本症診断には皮膚生検が有用であり,本症の予後を推測する上で粥状動脈硬化の部位を把握しておくことが望ましい

収録刊行物

旭川厚生病院医誌  

旭川厚生病院医誌 11(1), 45-48, 2001-6 

各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    120001422818
  • 本文言語コード :
    jpn
  • 資料種別 :
    Journal Article
  • ISSN :
    0917-8066
  • 収録DB :
    IR 

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