主に女性研究者の結婚に伴う改姓・旧姓と目録・書誌・データベース類について

抄録

研究者にとって姓名はライフラインである。しかし、日本の女性にとって改姓はほぼ避けられない問題であり、かっ研究者の旧姓使用は必ずしも可能・有効ではない。結婚により改姓する女性研究者は多く、結果、論文・業績における改姓名と旧姓名の混在・断絶といった弊害がしている。この問題に対し、書誌・目録・データベース類は充分にフォローされてはいない。旧姓名を知らなければ旧姓名論文を検索することはできないし、改姓名を知らなければ改姓名論文を検索できない。また、システムによっては、併記やハイフンによる結合姓を検索できない場合がある。研究者情報データベースの類も、旧姓名・改姓名の混在を充分にフォローできていない。このような現状において、図書館・図書館職員は、データベースの不備を改正する、レファレンス時に留意する、利用者に注意を喚起するなどの対応策をとる必要がある。

収録刊行物

大図研論文集  

大図研論文集 (24), 1-22, 2002-08 

大学図書館問題研究会

各種コード

  • NII論文ID(NAID) :
    120001506879
  • NII書誌ID(NCID) :
    AN00382447
  • 本文言語コード :
    JPN
  • 資料種別 :
    Journal Article
  • ISSN :
    02866862
  • NDL 記事登録ID :
    6686705
  • NDL 雑誌分類 :
    ZU8(書誌・図書館・一般年鑑--図書館・ドキュメンテーション・文書館)
  • NDL 請求記号 :
    Z21-362
  • 収録DB :
    NDL  IR