超越論的実在論の批判的検討--R.バスカーの所説を中心に Critical consideration of the transcendental realism of R. Bhaskar

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抄録

樫原正勝教授退官記念号論文自然科学の方法の社会科学への適用可能性をめぐっては,これまで多様な議論が展開されてきたが,近年経済学や社会学において注目を集めているのが,イギリスの哲学者バスカーが提唱する超越論的実在論である。これは実在論に依拠しつつ,これまで対立してきた実証主義(自然主義)と解釈学(反自然主義)を批判的に統合しようとする試みである。この立場は,経済学ではローソンによって主流派経済学に対する批判の道具として用いられ,経営学では野中らの「知識創造理論」の方法論的基礎としても用いられている。本稿では,この批判的実在論が社会科学に実りある展望をもたらすかどうか批判的に吟味される。

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 51(4), 43-57, 2008-10

    慶應義塾大学出版会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120001728643
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00234698
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Journal Article
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    0544571X
  • NDL 記事登録ID
    10166137
  • NDL 雑誌分類
    ZD11(経済--経済学)
  • NDL 請求記号
    Z3-296
  • データ提供元
    NDL  IR 
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