無症候性褐色細胞腫の3例

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  • Asymptomatic pheochromocytoma: a report of three cases

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抄録

第1例49歳男, 第2例45歳男及び第3例51歳女では健康診断の際に腹部超音波検査により偶然腫瘍が発見され, 全例高血圧エピソードを欠いていた。第1例では血中・尿中カテコラミン値上昇から褐色細胞腫が強く疑われ, 右副腎摘除術を行い, 組織学的に褐色細胞腫と診断された。第2例は内分泌的検査では殆ど正常で, 左副腎腫瘍を摘出し, 組織学的に褐色細胞腫と診断された。術中, 血圧及び心拍数は殆ど不変であった。第3例では左後腹膜腫瘍摘出を行い, 組織学的にパラガングリオーマと診断された

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 40 (12), 1087-1091, 1994-12

    泌尿器科紀要刊行会

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