両側水腎症をきたした膀胱マラコプラキアの1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Vesical malacoplakia accompanied with bilateral hydronephrosis: a case report
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抄録
頻尿を訴えた63歳女で, 画像診断は膀胱後壁の結節状腫瘤による膀胱尿管移行部狭窄に起因する両側水腎症を明らかにした.膀胱鏡検査で三角部に黄白色腫瘤を認めた.両側経皮的腎瘻造設術を行った.膀胱腫瘍の生検によりマラコプラキアと診断し, 薬物療法を行ったが, 尿管膀胱移行部の閉塞状況は改善せず, 両側尿管膀胱新吻合術を行った.組織学的には膀胱三角部及び両側尿管下端には尚マラコプラキアが存在したので, 術後20ヵ月の現在でも薬物療法を続けている
収録刊行物
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- 泌尿器科紀要
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泌尿器科紀要 43 (1), 49-52, 1997-01
泌尿器科紀要刊行会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677277109632
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- NII論文ID
- 120002156825
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- NII書誌ID
- AN00208315
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- ISSN
- 00181994
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- HANDLE
- 2433/115881
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles