橋出血に合併した膀胱頸部閉塞の2例

HANDLE オープンアクセス
  • 高橋, 俊博
    七沢リハビリテーション病院脳血管センター泌尿器科
  • 馬原, 孝彦
    七沢リハビリテーション病院脳血管センター神経内科

書誌事項

タイトル別名
  • Bladder neck obstruction associated with pontine hemorrhage: report of two cases

この論文をさがす

抄録

58歳男, 55歳男.両例とも橋出血発症後6ヵ月して尿閉となった.尿力学的検査で両例とも排尿機能障害と膀胱頸部閉塞を認め, 1例では排尿筋外尿道括約筋協調不全があった.眼球運動異常として前者で両側方視と上方の制限, 後者で左眼外転障害があった.MRIでは橋被蓋部に広範囲の低信号域(ヘモジデリン沈着)を認めた.経尿道的前立腺切除術/切開術を実施した.術後, 自排尿可能となった

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 43 (2), 149-152, 1997-02

    泌尿器科紀要刊行会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ