ファラスの急激な成長によって発見された性腺形成不全型男性仮性半陰陽の1例

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タイトル別名
  • A case of male dysgenetic pseudohermaphroditism detected by the rapid growth of phallus

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抄録

過去6ヵ月間にファラスが急成長した10歳女児で, 尿道口と腟開口部は正常な位置にあり, ファラスは径1.5cm, 長さ4cmであった.X線検査で腟, 子宮, 及び卵管様構造を認めた.核型は46, XY(71.5%), 45, X(26%), 及びその他(2.5%)を持つモザイク型であった.両側性腺は性腺芽腫を持つ異常発生精巣組織であった.左側では巣状的未分化胚細胞腫が発生していた.両側性腺摘除及び陰核縮小形成術を行った

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 44 (1), 57-59, 1998-01

    泌尿器科紀要刊行会

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