コアグラム腎盂切石術の検討

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タイトル別名
  • Study of coagulum pyelolithotomy

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抄録

1984年までの約4年間にコアグラム腎盂切石術を施行した20例中4例に腎切石術を併用したが, 残石は4例(20%)に認められた.肝炎などの副作用は, 1例も見られなかった.コアグラムの形成に関して, トロンビン濃度を変化させても張力に有意差はなく, カルシウム添加によって, 張力は4倍に増強した.凝固時間に関しては, トロンビン濃度が高いほど凝固時間は短縮した.また, フィブリノーゲンとトロンビンは, 腎外で混和した方が, より良いコアグラムを得られた

収録刊行物

  • 泌尿器科紀要

    泌尿器科紀要 32 (4), 513-517, 1986-04

    泌尿器科紀要刊行会

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