戦後生活綴り方(書くこと・作文)教育における「文章表現形体」論についての考察

書誌事項

タイトル別名
  • Post-War Approaches to the Improvement of Pupils' "Forms of Expressions" in Making Sentences
  • センゴ セイカツ ツズリカタ カク コト サクブン キョウイク ニ オケル ブンショウ ヒョウゲン ケイタイ ロン ニ ツイテ ノ コウサツ

この論文をさがす

抄録

わが国の作文・綴り方教育は,戦前には,いわゆる「生活綴り方事件」等によって衰退・消滅したが,戦後は,民間教育(運動)の復興を背景として,「日本作文の会」を中心にいち早く復興した。しかし,1950年代初めに様々な形の「批判」を受け,大きく方向転換を行う。その中で提唱されたのが,ここで取り上げる「文章表現形体論」である。本稿では,この「文章表現形体論」の成立過程とその内容及び位置・意義等を考察することによって,わが国における戦後生活綴り方(書くこと・作文)教育史研究の一助としたい。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ