ドイツ-旧東ドイツ地区・ザクセン・アンハルト邦-における初等科学教育の変遷

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タイトル別名
  • Transition in Elementary Science Education in Saxony- Anhalt, a New State of Germany
  • ドイツ キュウ ヒガシドイツ チク ザクセン アンハルトホウ ニ オケル ショトウ カガク キョウイク ノ ヘンセン

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抄録

旧東ドイツ地区・ザクセン・アンハルト邦に焦点を当て,初等教育段階における科学教育がどのように変化してきているのかを,新旧の学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。教科「郷土及び事象教授」の分野「自然との出会い」から教科「事象教授」の分野「自然科学」へ, 3階層から2階層構成へ, 2ヶ年や4ヶ年で達成される目標・内容区分への変化があり,授業時数の指示はなくなった。新旧テーマから物理化学分野・保健分野の組み入れを,目標そして内容から旧教科「学校園」の吸収を窺い知れる。資質能力(コンピテンシー)志向という新学習指導要領の特徴は,目標:内容に関わる資質能力において,状況に応じた応用力を求めている表現などに見いだされる。

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