Saccharomyces cerevisiae由来D-アミノ酸アセチルトランスフェラーゼの精製と性質

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  • Saccharomyces cerevisiae ユライ D アミノサン アセチルトランスフェラーゼ ノ セイセイ ト セイシツ

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抄録

パン酵母Saccharomyces cerevisiaeからD-アミノ酸アセチルトランスフェラーゼを精製し、その性質について検討した。硫安分画、DEAE-oyopearl 650Mクロマトグラフィー、Buyl-oyopearl 650Mクロマトグラフィー、Sephacryl S-200クロマトグラフィー、QAE-oyopearl 550Cクロマトグラフィー、D-グルタミン酸-Sepharoseアフィニティークロマトグラフィーによって酵素を精製し、電気泳動的に均一な酵素が得られた。その分子量は53000でモノマー酵素であることが確認された。精製酵素の至適pHは8.4、至適温度は40℃であった。D-トリプトファンに対するKm値は4.5×10(-3)M、アセチルCoAに対するKm値は0.7×10(-3)Mであった。さらにN末端アミノ酸配列の決定を行い、20残基のN末端を決定することができた。

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