MURAKAMI HARUKI RELOADED II : 形式化の試み-村上春樹における換喩の位置

DOI HANDLE オープンアクセス
  • 岡野 進
    九州大学大学院言語文化研究院言語環境学部門 : 教授 : 言語情報学

書誌事項

タイトル別名
  • MURAKAMI HARUKI RELOADED II

この論文をさがす

抄録

村上春樹の作品、『風の歌を聴け』を修辞学の側面から論じる。換喩は村上の作品において重要な役割を果たしているが、これまでに論じられたことがない。この論文においては以下のことが目指される。主としてヤーコブソンの失語症の論文に定位し、隠喩と対比させながら、換喩とはいかなるものであるかを明らかにし、次に村上の作品、『風の歌を聴け』に焦点を当て、そこで換喩がどのように使われ、どのような効果を上げているかを示し、最後に換喩を重視する村上の技法の背景にはどのような世界観があるかを考察する。

収録刊行物

  • 言語文化論究

    言語文化論究 26 107-124, 2011-02-07

    九州大学大学院言語文化研究院

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390009224763682816
  • NII論文ID
    120002834467
  • NII書誌ID
    AN10175926
  • DOI
    10.15017/19185
  • HANDLE
    2324/19185
  • ISSN
    13410032
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ