「オールラウンド型」景観まちづくり市民団体の役割 : 茅ヶ崎市 (仮称) 河童徳利広場構想ワークショップを事例として

書誌事項

タイトル別名
  • 「 オールラウンドガタ 」 ケイカン マチズクリ シミン ダンタイ ノ ヤクワリ : チガサキシ(カショウ)カッパ トクリ ヒロバ コウソウ ワークショップ オ ジレイ ト シテ
  • The Role of an “All-Round” Civic Amenity Society : Case Study of the Workshop for Planning of Kappa Dokkuri Square in Nishikubo, Chigasaki

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抄録

神奈川県茅ヶ崎市で活動するまち景まち観フォーラム・茅ヶ崎 (まち景) は、エリアを限定せず、かつ多数のテーマを扱う「オールラウンド型」の景観まちづくり市民団体である。一般的に、このような団体はマップづくりやイベント開催などの周知・啓発活動に取り組むことができるが、特定地域の直接の当事者でないために、地域の物的環境改善を伴う景観まちづくりに関わることは難しい。しかしながら、まち景は、2011年に市内西久保地区で取り組んだ河童徳利広場WSの開催に至るプロセス、ならびにWSの企画・運営のなかで、団体がこれまでの15年の活動のなかで培ってきた「市民性」と「専門性」の両側面にわたる強みを活かして、地域住民や専門家としての大学チームとの連携を図り、地域における広場づくり構想の第一歩を先導した。

収録刊行物

  • 観光科学研究

    観光科学研究 (5), 149-157, 2012-03-30

    首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 観光科学域

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