舞鶴湾における有害渦鞭毛藻Heterocapsa circularisquamaの季節的変動

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タイトル別名
  • Seasonal fluctuations of the bivalve-killing dinoflagellate Heterocapsa circularisquama in Maizuru Bay, Kyoto Prefecture
  • マイズルワン ニ オケル ユウガイウズ ベンモウ ソウ Heterocapsa circularisquama ノ キセツテキ ヘンドウ

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抄録

二枚貝を殺滅する有害渦鞭毛藻Heterocapsaa circularisquamaの細胞を特異的に高感度で検出する為の方法として,濾過捕集法とモノクローナル抗体を用いた間接蛍光抗体法を工夫開発して用いた。本法により,舞鶴湾において本種のモニタリングを1999年から2001年にかけて実施した結果,最高2,800cells L -1と比較的低い値であるが増殖している事が明らかとなった。出現動態は水温の影響が大きく,夏期に最高値を示した。日本海側では出現の報告があまりないが,舞鶴湾でも注意が必要であることが判明した。

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