高校生を対象とした救急処置指導の効果

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タイトル別名
  • コウコウセイ オ タイショウ ト シタ キュウキュウ ショチ シドウ ノ コウカ

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抄録

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高等学校においては,体育的活動中の心臓系突然死が多いことが報告されている。学校において,救急自動車の要請が必要となった場合,傷病者と一緒に活動しておりその場にいた生徒たちがいち早く適切な処置を行うことは,救命率をあげることにつながると期待できる。しかし,高等学校の保健の授業においては,その実技実習が十分に行われていない現状があるため,A高等学校では,運動部の代表生徒を対象に実技実習も加えた救急処置指導を行い,その指導効果について検討した。指導の前後の調査結果のから,指導や実技実習を行ったことにより知識の習得率が上がったことが明らかとなった。しかし,その知識や技術の定着を図るためには,繰り返し実習を行う必要がある。

収録刊行物

  • Iris health

    Iris health 11 29-33, 2012-12-31

    愛知教育大学保健環境センター

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