書誌事項
- タイトル別名
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- Involvement of myeloid derived immunosuppressive cells in progressive renal diseases
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抄録
慢性腎臓病から末期腎不全に至り,維持透析を必要としている患者は依然として減少しない.慢性腎臓病の進展機序を考えるとき,慢性炎症から線維化へ至る過程において,炎症促進系因子,免疫抑制系因子が複雑に関与しながら病態を形成しているものと考えられる.それらの因子の中で,骨髄由来細胞に着目すると,これまでの多くの報告が,炎症性マクロファージ(Mφ)をはじめとする炎症促進系細胞に関するものであった.近年,Mφの分画に,炎症促進系(M1)のほかに,免疫抑制系(M2)の分画が存在することが明らかとなり,種々の臓器において炎症の抑制,組織の修復に関与していることが報告されている.また新たな細胞分画であるMyeloid derived suppressor cell(MDSC)も同定され,その免疫抑制能に関しても検討がなされている.本稿では,これら免疫抑制性細胞の進行性腎障害における意義について,概説する.<br>
収録刊行物
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- 日本臨床免疫学会会誌
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日本臨床免疫学会会誌 36 (1), 2-10, 2013
日本臨床免疫学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679629991808
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- NII論文ID
- 10031157129
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- NII書誌ID
- AN00357971
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXmsVCmtb8%3D
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- ISSN
- 13497413
- 09114300
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- PubMed
- 23445726
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可