LC/MS/MS を用いた血液試料中の水酸化ポリ塩化ビフェニル(OH-PCBs)測定法の改良

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  • 飛石 和大
    福岡県保健環境研究所 | 中部大学大学院応用生物学研究科
  • 鈴木 茂
    中部大学大学院応用生物学研究科
  • 戸髙 尊
    九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野
  • 平川 博仙
    福岡県保健環境研究所
  • 堀 就英
    福岡県保健環境研究所
  • 梶原 淳睦
    福岡県保健環境研究所
  • 平田 輝昭
    福岡県保健環境研究所
  • 飯田 隆雄
    北九州生活科学センター
  • 内 博史
    九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センター | 九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野
  • 古江 増隆
    九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センター | 九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Improvement of Measurement Method for Hydroxylated Polychlorinated Biphenyls (OH-PCBs) in Blood Samples using LC/MS/MS

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抄録

水酸化ポリ塩化ビフェニル(OH-PCBs)は，人体内におけるPCBの主要代謝物である．LC/MS/MSを用いた血液試料中のOH-PCBs測定法の改良を行った．新しい粒径2µmのLCカラムを採用し，LC/MS/MS測定条件の最適化を行った．改良法では，5gの血液試料で従来法より感度が向上した．また，誘導体化のような試料の特別な処理も不要で，OH-PCB類，PCB類およびダイオキシン類の同一試料による同時定量も可能である．

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