沖縄本島産Actus salvadoricus (Monochida: Mylonchulidae)の記載とActus属のMononchina亜目18S rDNA塩基配列系統樹上の位置 Actus salvadoricus Baqri and Jairajpuri (Mononchida: Mylonchulidae) from Japan with comment on the phylogenetic position of the genus Actus based on 18S rDNA sequences

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抄録

我が国およびアジア初記録となるActus salvadoricus Baqri and Jairajpuri、1974を沖縄本島北部の照葉樹林から見出し、形態の記載と18S rDNAの塩基配列データによるMononchina亜目線虫の系統解析を行った。A. salvadoricusは、口腔の背側の大歯が中程度に発達し、亜腹側には小歯が縦に2列、3個/3個、3個/4個または2個/4個並ぶ、排泄口がよく目立つ、尾部が長めの円錐状で腹側に曲る、尾腺が縦に並び尾端に尾腺孔が開口するなどの特徴を備えていた。本線虫のほぼ完全長の18S rDNAの塩基配列データと既知のあるいは自ら解読したMononchina亜目線虫の18S rDNAの塩基配列データから、Bathyodontus mirusを外群にして、最節約法および最尤法によって系統樹を作成した。Mononchina亜目の中で、Actus属は他の分類群と十分な遺伝的距離を持つ独立した位置にあり、Mylonchulus属と姉妹群を形成した。

収録刊行物

  • Japanese journal of nematology  

    Japanese journal of nematology 38(2), 57-69, 2008-12 

    Japanese Nematological Society

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005318757
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11995220
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    Journal Article
  • ISSN
    09196765
  • NDL 記事登録ID
    10181598
  • NDL 雑誌分類
    ZR4(科学技術--生物学--動物)
  • NDL 請求記号
    Z18-1311
  • データ提供元
    NDL  IR 
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