心拍変動解析を用いた視覚障害と理学療法臨床実習のストレス評価

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  • シンパク ヘンドウ カイセキ オ モチイタ シカク ショウガイ ト リガク リョウホウ リンショウ ジッシュウ ノ ストレス ヒョウカ

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抄録

視覚障害学生の理学療法臨床実習におけるストレスの変化を、心拍変動による自律神経の定量的測定法(HRV)を用いて評価した。晴眼者, 理学療法学専攻視覚障害学生各5 名を対象とした。安静時計測では, 視覚障害学生では心拍数が有意に高く, 自律神経評価では, 副交感神経活性の低下が認められた。理学療法の臨床実習では, 視覚障害学生は, 患者に対する運動指導を開始するとき大きく交感神経が緊張した。実習におけるストレス反応性には, 実習前の自律神経のバランスの変化が影響を与えている可能性が示唆された。

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