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- 稲村 哲也
- 放送大学
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- カナル キソル チャンドラ
- ネパール総合地域研究所
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- 山本 紀夫
- 国立民族学博物館(名誉教授)
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- カルマチャリャ イシュワリ
- 宗教画家・図像研究者
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics of the Traditional Animal Husbandry, its Social Background and Transformation in Domkhar Valley, Ladakh, India
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抄録
ラダーク地方のドムカルは、ヒマラヤ地域の谷としては、最も高所(約4, 150m)まで農耕が行われている地域のひとつであり、非常に寒冷で乾燥した地域である。そこでは、農耕とともに、ヤク、ディモ(雌ヤク)、ゾモ(ウシとヤクの交雑種)、ゾー(ゾモの雄)、バラン(在来ウシ)などの移牧が行われ、数名の男性の牧者グループが、夏の間プーと呼ばれる高所草原(約4, 550m)で他の住民の家畜も預かって管理し、搾乳と乳加工を行う。ドムカルでは、このような移牧のほかにも、いくつかの伝統的な家畜飼養の形態がある。ドムカルにおける農牧複合は、この地方の厳しい自然環境に適応した、独自の特徴を持っている。それは互酬的相互扶助などの社会システムによって支えられてきた。本稿では、ドムカルの最高所の集落クラムリックとプーのひとつであるテペスムドに焦点を当て、ドムカルの家畜飼養の特徴を論じ、その社会的背景を概観する。また、相互に結びついた生業と社会、およびその変容について論じる。
収録刊行物
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- ヒマラヤ学誌
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ヒマラヤ学誌 15 139-154, 2014-03-28
京都大学ヒマラヤ研究会; 京都大学ブータン友好プログラム; 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224839890816
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- NII論文ID
- 120005447508
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- NII書誌ID
- AN10392447
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- HANDLE
- 2433/188366
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- ISSN
- 09148620
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可