《資料》普通ザクセン法における嫁資合意

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タイトル別名
  • Pacta dotalia im gemeinen sächsischen Recht

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抄録

以下は、マティーアス・ベルリッヒMatthias Berlich(1586-1638年)の『ザクセン選帝侯アウグスト勅法集に編別に則った実務解決集Conclusiones practicabiles secundum ordinem Constitutionum Divi Augusti Electoris Saxoniae』第二部secunda pars(1614年 初版)の結論51Conclusio LI「嫁資合意について、それは契約と終意処分の何れとして有効なのか、有効であるとすればそれはどの程度そうなのか、また、嫁資合意には何名の証人が必要とされるかDe pactis dotalibus, an et quatenus in vim contractus vel ultimae voluntatis valeant, et quot testes in illis requirantur?」、並びに、ベネディクト・カルプツォフBenedikt Carpzov(1595-1666年)の『ザクセン選帝侯アウグスト勅法集の編別に則ったローマ=ザクセン裁判法学Iurisprudentia forensis Romano-Saxonica secundum ordinem Constitutionum Divi Augusti Electoris Saxoniae』(1638年初版)第2部第43条Constitutio XLIII partis secundaeの諸定義Definitionesの試訳である(前者は1693年フランクフルト・アム・マイン及びケルン刊のテクスト291-294頁、後者は1638年フランクフルト・アム・マイン刊のテクスト802-809頁による)。内容については拙稿「相続と嫁資合意―現代的慣用とは何か―」のⅣを参照されたい。

収録刊行物

  • 獨協法学

    獨協法学 (93), 横449 (314)-横475 (288), 2014-04

    獨協大学法学会

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