資本主義・「グローバリゼーション」・地方・言語 : 「近代(モダニティ)」概念は、認識論的障害である、か?/バイオダーウィニズム・ブレインサイエンスにささえられた想像の共同体

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タイトル別名
  • Capitalism, Globalization, Locality and Languages
  • シホン シュギ グローバリゼーション チホウ ゲンゴ キンダイ モダニティ ガイネンワ ニンシキロンテキ ショウガイ デアルカ バイオ ダーウィニズム ブレイン サイエンス ニ ササエラレタ ソウゾウ ノ キョウドウタイ

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抄録

グローバル・ソサエティー(地球社会化する社会)についての学問的探求。これが、現在重要となっていることは、ほとんど論をまたないだろう。筆者も、本稿で、われわれなりの「グローバル・ソサエティー」へのアプローチを試みる。私は本稿で、おもに2つの先行研究の接合を試みる。すなわち、岩井克人の資本主義論、と、バイオダーウィニズムによってささえられた、想像の共同体論、である。この理論的道具立てをつかって、いわゆる「グローバリゼーション」、(日本のいわゆる)「地方」、言語などの問題を考察し、最後に「近代(モダニティ)」概念が、認識論的障害でないか、拙見を述べてみる。

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