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- 藤田 景子
- 金沢大学医薬保健研究域
書誌事項
- タイトル別名
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- Recovery Process of Female Domestic Violence Victims Who Recognize Their Status during the Perinatal and Childrearing Periods
- ドメスティック ・ バイオレンス ヒガイ ジョセイ ノ シュウサンキ オヨビ イクジキ オ ツウジタ DV ヒガイ ニ タイスル ニンシキ ノ カイフク カテイ
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抄録
目的:周産期および育児期を通じたDomestic Violence: DV被害女性のDV被害に対する認識の回復過程を明らかにすることを目的とした.<br>方法:質的記述的研究デザインを用い,21名のDV被害女性に半構成面接を行った.<br>結果:DV被害女性の周産期および育児期を通じたDV被害からの回復過程として,段階1〈家族維持のためにDV被害の認識を意識下におしこめている〉,段階2〈夫への期待が失望に変わりDV被害を認識していく〉,段階3〈アンビバレントな感情を抱えたままDVの関係から抜け出す〉,段階4〈DVの関係から心身ともに出る〉の4つのカテゴリーが抽出され,コアカテゴリーとして《自分らしさを取り戻していくDV被害からの回復過程》が明らかになった.周産期には多くのDV被害女性はDV被害を認識しておらず,気持ちが揺れ動く不安定な状態も存在していた.<br>結論:周産期および育児期は家族を維持させなければならないという思いが強く,夫の態度が変わることを期待しやすいためにDV被害を認識できない構造があると考えられる.看護者がDV被害女性の被害からの回復過程を理解し,その人らしくあることを支援するケアはDV被害からの回復を促すことにつながることが示唆された.
収録刊行物
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- 日本看護科学会誌
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日本看護科学会誌 34 (1), 198-207, 2014
公益社団法人 日本看護科学学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204791500928
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- NII論文ID
- 130004691831
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- NII書誌ID
- AN00010260
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- ISSN
- 21858888
- 02875330
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- NDL書誌ID
- 026441565
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可