発達障害のプラクシス①広汎性発達障害における社会性の障害 : 情動と学習との関連による捉え直しと支援への示唆

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タイトル別名
  • Defects of sociability in pervasive developmental disorder: A comprehension from emotion and learning, and an implication toward "the praxis".
  • ハッタツ ショウガイ ノ プラクシス コウハンセイ ハッタツ ショウガイ ニ オケル シャカイセイ ノ ショウガイ ジョウドウ ト ガクシュウ ト ノ カンレン ニ ヨル トラエ ナオシ ト シエン エ ノ シサ

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抄録

P(論文)

本稿は,発達障害支援において,明確な理論に裏打ちされ一定の方針をもつ実践であるプラクシスを提供すべく,企画された論文の第1部である。広汎性発達障害の中核的障害とされる社会性の障害に関して,診断基準からその特性をまとめ,社会性の障害と情動の機能障害との関連性を示唆した。さらに,広汎性発達障害を情動,学習等の障害によって説明する昨今の実証的・理論的研究を紹介し,支援への応用可能性について考察した。

In this article, it was showed that defects of sociability which are a core disorder in PDD have a relation with emotion and learning. And then, an availability and applicability of cognitive process including emotion and learning for PDD treatment was discussed.

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