三重県志摩半島産出のペルム紀前期四放珊瑚化石Ivanovia属の1種について

• 山際 延夫

書誌事項

タイトル別名

• ミエケン シマハントウ サンシュツ ノ ペルムキ ゼンキ ヨン ホウ サンゴ カセキ Ivanoviaゾク ノ 1シュ ニ ツイテ

抄録

type:Article

このたび記載報告する四放珊瑚化石Ivanovia sp. indet. は,三重県志摩半島,志摩市北部の逢坂峠東方に分布する秩父累帯北帯逢坂峠コンプレックス中の石灰岩から産出したものである。共存する紡錘虫化石のデーターから,この種の産出年代はペルム紀前期と考えられる。これは,日本のペルム紀前期ではじめて発見されたIvanovia属の種である。

A rugose coral species, Ivanovia sp. indet. is described in this paper. It was collected from a limestone in the Ousakatoge Complex, Northern Chichibu Terrane, Shima Peninsula, Sourthwest Japan. Judging from the Paleontological data, the age indicates Early Permian. This paper is the first reported record of an Early Permian species of Ivanovia found from Japan.

収録刊行物

• 大阪教育大学紀要 第III部門 自然科学・応用科学

  大阪教育大学紀要 第III部門 自然科学・応用科学 63 (2), 23-29, 2015-02-28

  大阪教育大学

キーワード

• 四放珊瑚化石
• Ivanovia
• ペルム紀前期
• 三重県志摩半島
• 秩父累帯北帯
• Rugosa
• Early Permian
• Shima peninsula
• Northern Chichibu Terrane

詳細情報

• CRID: 1390572174719021056
• NII論文ID: 120005575709
• NII書誌ID: AN10460897
• ISSN: 13457209
• DOI: 10.32287/td00028207
• NDL書誌ID: 026252000
• Web Site: http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/handle/123456789/28207
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I026252000
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles