福井県内のいくつかの地域の地質 その5:南条山地北部の地質構造の解釈

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タイトル別名
  • フクイ ケンナイ ノ イクツカ ノ チイキ ノ チシツ(ソノ 5)ナンジョウ サンチ ホクブ ノ チシツ コウゾウ ノ カイシャク
  • Geology of A Few Areas in Fukui Prefecture

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抄録

福井県南条山地北縁部には中生代の付加体堆積物が分布し,その層相からいくつかの地質コン プレックスに区分されている.それらの堆積・付加過程は,北側に位置するコンプレックスから 順に海洋から運ばれ,どこか未確定の陸域に付加したと考えられている.南条山地の杣山地域の 詳細な調査によりコンプレックスの積重関係や推定されるコンプレックス内部の構成物質の供給 源の考察から,この地域では多様な成因をもつコンプレックスの間で底付け・上付け・構造侵食 が起きていたことが推定された.

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