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- 安仁屋 政武
- 筑波大学名誉教授
書誌事項
- タイトル別名
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- Mt. Kilimanjaro: Trekking and Observations in September 1995
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抄録
1995年9月、アフリカの最高峰キリマンジャロ(5895m)に登る機会があった。ルートは、タンザニア側の一番西のマチャメ・ルートから山の南面をトラバースして登頂し、一番東側の一般ルート、マラング・ルートから下るもので、5泊6日の行程であった。途中、氷河地形(主にモレイン)や周氷河地形(構造土)、氷河などを観察するために、ラヴァ・タワー小屋跡、アロー氷河小屋跡(4800m)を経由した。バランコ小屋の周辺には大きな最終氷期?のモレインが多数分布している。また、Breach Wall からバランコ谷の上部にかけて完新世?のモレインが目の前に広がっている。バランコ小屋からはいくつものモレインを観察しながらバラフ小屋へ行った。最高峰のウフル・ピークには9月13日午前5:10に到着した。下山途中のマラング・ルートのキボ小屋(4750m)から下では、多角形土、階状土、条線、ソリフラクション・ロウブなどさまざまな周氷河地形が見られた。地図の比較(1950年代、1970年代、1980年代)によると1950年代からの氷河の後退は顕著で、文献によると、1953年から1989年の36年間で面積が6.7km[2] から3.3km[2] と半分以下になっている。
収録刊行物
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- ヒマラヤ学誌
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ヒマラヤ学誌 16 184-193, 2015-03-28
京都大学ヒマラヤ研究会; 京都大学ブータン友好プログラム; 京都大学霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390009224840034944
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- NII論文ID
- 120005661596
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- NII書誌ID
- AN10392447
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- HANDLE
- 2433/200289
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- ISSN
- 09148620
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可