<症例>石灰化胃癌の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- <Case Report>Calcification in Carcinoma of the Stomach : Report of a Case
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抄録
57歳女性の上部消化管透視において, 胃の大弯側に散在性の小斑点状の石灰化が指摘された. この石灰化は, 腹部コンビューター断層撮影では不規則に肥厚した胃壁内に存在した. ボールマン III 型の石灰化胃粘液腺癌の診断で胃全摘・脾摘を行った. 画像診断と肉眼標本によって石灰化を証明できた胃癌はまれであり, 本邦報告例では女性に多く, すべて進行癌であった. 腫瘍の粘液産生がこの石灰化に関与すると考えられている. また, 切除率や生存率がかなり低い疾患でもあり, 自験例も術後2年半で癌再発により死亡した. 文献的考察を加えて報告した.
収録刊行物
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- 日本外科宝函
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日本外科宝函 63 (2), 76-84, 1994-03-01
京都大学医学部外科整形外科学教室内 日本外科宝函編集室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282810795687936
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- NII論文ID
- 120005698016
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- NII書誌ID
- AN00188295
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- ISSN
- 00039152
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- HANDLE
- 2433/203623
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles