「ふしづくりの教育」を取り入れた音楽科の授業開発 : 第1学年における授業実践を通して

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  • Development of Classes Using "Fushizukuri" Music Education: Through Class Practices to the First-Grade Children.

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抄録

本研究の目的は,「ふしづくりの教育」を取り入れた授業開発を行うことを通して,その有効性や課題を明らかにすることである。研究の方法は,①二本立て方式を取り入れること,②主体的な学習活動に必要な3つの場面を設定することの2点を授業開発の重点として実践することである。実践の結果,「ふしづくりの教育」の有効性と課題がそれぞれ2点ずつ挙げられた。有効であったことの1点目は,「ふしづくりの教育」によって段階的な指導が可能となったこと,2点目は,個々に表現できる場の設定が容易となり子どもの表現の幅が広げられることであった。一方,課題は①二本立て方式の2つの柱の学習に関連をもたせること,②「ふしづくりの教育」のステップ表を2つの学習の関連を図りながら再構成していくことであった。

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