中学生の主体的健康観の向上をめざして : 生活習慣と低体温の因果関係から自分のQOL(生活の質)について考える

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  • A Study of How to Improve Junior High School Students' Subjective Perspectives on Health : Focusing on Their Quality of Life in Terms of Relationship Between Their Living Habits and Hypothermia

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抄録

本研究の目的は,近年,子どもたちに増加している低体温症と生活習慣の因果関係に着目させ,生徒自身に主観的健康観を意識させ,QOL(生活の質)の向上を目指すものである。そこで,現9年生に昨年度実施した,「主観的健康観と生活実態調査」をもとに,食生活の項目についての健康観と食に対する意識について分析した。その結果分析から見えてきた健康に対する生徒の意識や,生活課題を解決する方策の一つとして,今年度は「低体温」と「食習慣」の関わりに焦点をあてて保健指導を実施した。この学習を通して,生徒の多くは,自らの健康と生活習慣の関わりについて意識することができ,今後の生活に対して自分の生活目標を持ち,自らのQOLを高めようとする意欲が向上したと考える。

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