基礎看護技術における学生の能動的学習方法の転換へ向けての支援の取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Approaches to Enhance the Active Learning Behavior of Students taking Basic Nursing Technique

この論文をさがす

抄録

看護技術の講義では、履修した知識を想起させ関連付けて理解することが必要であり、援助に関する判断力の育成、知識と技術を統合させ、看護技術を理解し、基礎技術を習得できるよう支援していく必要がある。しかし、履修した科目の知識不足を感じる状況である。予習復習など大学の勉強時間1日平均1時間も満たない現状であり、演習表、学習表などの記載状況から学習不足が基礎看護技術を受講する学生も例外ではないように推測された。そこで、事前学習、事後学習の定着を目的とし、従来演習後、実施したことを考察する目的で活用していた演習表に事前学習を提示し、小テストの導入、演習時のプレゼンテーション、そして学習表の形態を変更するなど試みた。その結果、学生の授業に出席する態度やディスカッションでの意見交換に変化が見られるようになり、このような取組が学生の能動的な学習姿勢への支援となっていることを確認できたので報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ