教育統計における課題と今後の展開―効果量とベイズ統計とその応用から―

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  • キョウイク トウケイ ニ オケル カダイ ト コンゴ ノ テンカイ : コウカリョウ ト ベイズ トウケイ ト ソノ オウヨウ カラ
  • Isseues and outlook for the future in educational statistics : About effect size and application of Bayesian statistics

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本稿では,まず教育統計で課題となっている帰無仮説の棄却の問題や近年話題となっている効果量を巡る問題,さらに有意差に係る統計的確率論的な意味について取り上げた後に,従来のNeyman and Pearson が確立した統計学に対して,急速に広まりつつあるベイズ統計の基本公式について概説し,ベイズ統計の教育統計への応用について,筆者の研究からその構想に ついて述べる。ベイズ統計については教育統計に限らず,統計に関連する諸分野で,これからの応用が期待されることを示した。

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