日本におけるデューイ研究史の特色と課題 ─ どうデューイを批判的に摂取するか? ─

書誌事項

タイトル別名
  • A Review of Developments in John Dewey Studies in Japan: How Do We Receive Critically Dewey’s Thoughts and Practices?
  • ニホン ニ オケル デューイ ケンキュウシ ノ トクショク ト カダイ : ドウ デューイ オ ヒハンテキ ニ セッシュ スル カ?

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抄録

2016 年はジョン・デューイの『民主主義と教育』が刊行されて100 周年である。同書をはじめ,デューイの著作は,現在も私たちに影響を与えつづけている。彼の教育に関する思想と実践を,これまで私たちはどう研究し,どう摂取してきたか。本稿はその研究史の一断面として,紹介的受容から批判的摂取に至る過程を,近代日本における教育学の発達の過程に重ねながら捉えようとするものである。また,二元論的枠組みへの挑戦者としてのデューイ,教師教育改革におけるデューイ研究の位置という観点も交え,デューイ研究の展開と課題について検討を加える。

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