災害時のアウトリーチ(CosDa)に関する研究 : 学生と専門職による連携の可能性 A Study on the Outreach in Emergency Phase of Natural Disasters : Potentials of Collaboration between the University Students and Professionals

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抄録

 近年多発する自然災害は,大規模,広範囲,同時多発等,複雑なものとなり,過去の経験が活かされつつも,新たな課題が生じているという実態もある.また被災地・被災者を支援するボランティアの存在や役割は災害ごとに注目を集める一方,災害ボランティアセンターの運営や,現場のコーディネートが困難を極めている状況である.その原因の一つは社会福祉協議会を中心として協働型で運営される災害ボランティアセンターの運営者自身が"被災者"であることにある.本来業務に加え,災害対応によって地元の被害状況や個別のニーズを把握する機会が持てない現状では,ボランティアセンターの効率的な運営やマンパワーを活かす活動にはつながらない. ここではこうした課題を解決するしくみの1つとして,筆者が災害発生後の初動期に試行した「学生ボランティアによるアウトリーチ」の事例をあげ,今後の災害に活用できるモデルを提示する.また今後の災害に備え,学生による災害支援のあり方について考察し,災害時の初動に対応できる"学生連携ボランティアネットワーク"について提言する.

収録刊行物

  • 日本福祉大学社会福祉論集

    日本福祉大学社会福祉論集 (135), 35-51, 2016-09

    日本福祉大学社会福祉学部

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    120005854735
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11400425
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    Departmental Bulletin Paper
  • 雑誌種別
    大学紀要
  • ISSN
    1345-174X
  • NDL 記事登録ID
    028403062
  • NDL 請求記号
    Z6-174
  • データ提供元
    NDL  IR 
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