岡山市立中学校の教育課程に関する研究 ─ 学校教育目標の分析・類型化 ─

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Curriculum of Junior High Schools in Okayama City; Analysis and Classification of the Educational Objectives
  • オカヤマ シリツ チュウガッコウ ノ キョウイク カテイ ニ カンスル ケンキュウ : ガッコウ キョウイク モクヒョウ ノ ブンセキ ・ ルイケイカ

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抄録

岡山市立中学校全38 校の学校教育課程,特にそれを構成する要素の一つである学校教育目標に着目し,その特徴を明らかにするとともに類型化を行った。学校教育目標に使われている言葉の分析からは,「心の教育 豊かな心」「自ら学ぶ力 自己学習力」「健康体力」といった学習指導要領のキーワードが多く使われていること,そして岡山市立中学校の特徴としては岡山市の教育が目指す「自立する子どもの育成」を踏まえた「自主 自立 主体性」という言葉や「努力 向上心 がんばる」「人権尊重」という言葉が多く使われていることが明らかとなった。また,クラスター分析による学校教育目標の類型化からは,「市施策対応型(10 校)」「岡山伝統型(13 校)」「指導要領準拠型(10 校)」「全面強調型(5校)」の4類型に分けられることが明らかにされた。

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