共同教育における「座談」の展開 : 知の枠組みを問い直す大学授業

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  • キョウドウ キョウイク ニ オケル 「 ザダン 」 ノ テンカイ : チ ノ ワクグミ オ トイ ナオス ダイガク ジュギョウ

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抄録

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本稿では留学生と日本人学生の双方向の学びを意図した学部レベルの二つの授業実践を取り上げる。いずれの授業も、「資料・記事を読む」「内容を把握する」「聞く・話す」「書く・考える」の四つの活動で構成されるが、三つ目の「聞く・話す」活動を「座談」と捉え、話しながら考え、相手の話を聞きながら気づきを深めることの意義を検討した。参加者の知識や言語能力の相違を前提とする共同教育において、座談の展開が学生の気づきや理解の変化を促し、動機づけを高めていく可能性を指摘した。

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