岡山市立小学校の教育課程に関する研究 ─ 学校教育目標の分析・類型化 ─

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Curriculum of Elementary Schools in Okayama City; Analysis and Classification of the Educational Objectives
  • オカヤマ シリツ ショウガッコウ ノ キョウイク カテイ ニ カンスル ケンキュウ : ガッコウ キョウイク モクヒョウ ノ ブンセキ ・ ルイケイカ

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抄録

岡山市立小学校全93 校(分校・分教室等を含む。)の教育課程,特にそれを構成する要素の一つである学校教育目標に着目し,その特徴を明らかにするとともに類型化を行なった。学校教育目標に使われている言葉の分析からは,体育・徳育・知育の順に重視されていること,岡山市の教育が目指す「自立する子どもの育成」を踏まえた「自主 自立 主体性」や「地域郷土」「国際 国際社会」というESDとの関連を鮮明に示す言葉はあまり使われていないこと,また,クラスター分析による学校教育目標の類型化からは,「指導要領準拠型(23校)」「徳育体育重視型(23 校)」「地域協働型(4校)」「特色ある目標型(29 校)」「努力自立重視型(14 校)」の5類型に分けられることが明らかになった。最後に,岡山市立小学校における学校教育目標の改善・充実に向けた方策を5点提起した。

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