最小議会の研究　── 2016 年イギリス調査による社会学的試論 ──

• 大内 田鶴子

書誌事項

タイトル別名

• サイショウ ギカイ ノ ケンキュウ : 2016ネン イギリス チョウサ ニ ヨル シャカイガクテキ シロン

抄録

P(論文)

本稿は文部科学省の科学研究、平成28 年度(2016 年度) 基盤研究（Ｂ）（海外学術調査）「近隣住民ネットワークの国際比較研究」( 研究代表者大内田鶴子) によるイギリス調査から得た知見を整理したものである。 　本研究の目的は、地域社会の流動性と個人化が進行する中での、開放的で安定的・統合的な近隣組織のモデルを見出すことである。このため、日本の町内会という実態的住民組織を前提としつつ、近隣住民のネットワークを国際的視野から比較研究し、日本の近隣組織( 町内会) を継承して発展させるための論点を探ろうとしている。イギリスにはパリッシュ・カウンシルという伝統的な近隣組織( 地域議会) が存在しているが、近年自主的な復活の動きがあり、英国政府も地方自治法に位置付けて結成を奨励し始めた。この新たな動きについて得られた知見を可能な範囲で整理した。

収録刊行物

• 江戸川大学紀要

  江戸川大学紀要 27 343-351, 2017-03-31

  流山 : 江戸川大学

キーワード

• 自治体
• パリッシュ
• 議会

詳細情報

• CRID: 1050845763151433472
• NII論文ID: 120006247633
• NII書誌ID: AA12560733
• NDL書誌ID: 028072725
• Web Site: https://edo.repo.nii.ac.jp/records/738
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I028072725
• 本文言語コード: ja
• 資料種別: departmental bulletin paper
• データソース種別:
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles