書誌事項
- タイトル別名
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- Investigating a causal relation between Japanese lexical ability and kanji reading/writing by native Korean speakers learning Japanese
- カンコクジン ニホンゴ ガクシュウシャ ノ ゴイチシキ ト カンジ ノ ヨミカキ ノウリョク ト ノ インガ カンケイ ノ ケントウ
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抄録
本研究では,韓国人日本語学習者31名を対象に,語彙テスト36問および漢字読み取り・書き取りテスト各24問(合計48問)の結果から,韓国人日本語学習者の語彙知識と漢字の読み書き能力との因果関係を検討した。日本語の語彙知識が漢字の読みと書きに同時に貢献する並列モデルと日本語の語彙知識がまず漢字読み取り能力に貢献し,読み取り能力を介して漢字書き取り能力に貢献するとする逐次モデルを想定して,それぞれのデータとモデルの適合度を構造方程式モデリングの手法で調べた。その結果,逐次モデルテストの結果を最もよく反映していることが分かった。韓国人日本語学習者は,日本語の基本的な語彙知識から漢字語の読み(音韻的表象群の形成)を習得し,その記憶の蓄積から,漢字語の書き取り能力(書字的表象群の形成)を向上させるという因果関係をみいだした。
収録刊行物
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- ことばの科学
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ことばの科学 31 39-58, 2017-12-25
名古屋大学言語文化研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699633590784
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- NII論文ID
- 120006374946
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- NII書誌ID
- AN10442396
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- HANDLE
- 2237/27215
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- NDL書誌ID
- 028787659
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- ISSN
- 13456156
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可