中学生における部活動の取り組み,インターネット依存と学校適応 : 生活習慣の視点を含めた交差遅れ効果モデル分析

書誌事項

タイトル別名
  • チュウガクセイ ニ オケル ブ カツドウ ノ トリクミ,インターネット イソン ト ガッコウ テキオウ : セイカツ シュウカン ノ シテン オ フクメタ コウサ オクレ コウカ モデル ブンセキ
  • The Relations between School Adjustment, Internet Addiction and Club Activity among Junior High School Students. : Including the Viewpoint of Life Style Habits

この論文をさがす

抄録

本研究の第一の目的は,部活動での積極性がインターネット依存に影響を与えているのか,反対にインターネット依存が部活動での積極性に影響を与えているのかといった,その双方向性について検討することとする。また,生活習慣,学校適応についての関係性を示し,学校適応や学校生活に寄与する要因を,インターネット依存という視点から検討することを第二の目的とする。 第一の目的を検討するために,今回調査を2回に分けて行い,部活動での積極性とインターネット依存の影響性を調査する。調査の結果,部活動での積極性によってインターネット依存に差が出た場合,インターネッと依存にならないために,部活動の充実や学校側の取り組みが大切な要素の1つとして考えられるようになる。反対に,インターネット依存が部活動での積極性に影響を与えている場合は,インターネッと依存にならないための対策(例えば使用時間を制限する,等)を施すことが,学校適応を促進するための1つの手段として考えられるようになる。また,第二の目的において,生活習慣や学校適応がこれらにどのように関わっているのかを,2回の調査により短期縦断的に調査することで,それらの要因の短期的な因果関係を探ることを目的とする。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ