図的中間表現としての部分全体図を用いた和差の算数文章題演習環境の設計・開発とその試験的評価

• 岩井 健吾

  広島大学

• 合田 将治

  広島大学

• 林 雄介

  広島大学

• 平嶋 宗

  広島大学

書誌事項

タイトル別名

• Design and Development of Interactive Environment of Addition/Subtraction Arithmetic Word Problem Using Part-Whole Relationship as Intermediate Representation of Figure

抄録

本研究では，1回の和差で答えを求めることができる算数文章題を対象として，そのような文章題が含んでいる一つの和と二つの差の関係を顕在化するためにしばしば用いられる部分全体図を，文章題と連動させて操作する活動を考案し，この活動を可能にするソフトウェアシステムを設計・開発した．この活動では，三文構成モデルに基づき三つの文で文章題を表し，それぞれを部分全体図の一つの全体と二つの部分に対応付けている．更に，このソフトウェアシステムを授業で実践的に利用し，学習効果を示唆する結果を得た．

収録刊行物

• 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム

  電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J101-D (6), 843-853, 2018-06-01

  The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers

キーワード

• 関係的理解
• 算数文章題
• 逆思考
• 部分全体図
• 三文構成モデル

詳細情報

• CRID: 1390001288037863808
• NII論文ID: 120006473821
• NII書誌ID: AA12712944
• DOI: 10.14923/transinfj.2017lep0017
• ISSN: 18810225
• ISSN: 18804535
• Web Site: http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00045829
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可