神経・筋疾患の子どもに必要な保育・教育に関する研究:保育内容及び自立活動からの検討

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タイトル別名
  • Research on Childcare and Education Support Necessary for Children with Neuromuscular Disease: Consideration from Childcare Content and Independent Living
  • 神経・筋疾患の子どもに必要な保育・教育支援に関する研究 : 保育内容及び自立活動の視点からの検討
  • シンケイ ・ キン シッカン ノ コドモ ニ ヒツヨウ ナ ホイク ・ キョウイク シエン ニ カンスル ケンキュウ : ホイク ナイヨウ オヨビ ジリツ カツドウ ノ シテン カラ ノ ケントウ

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抄録

本研究では、デュシャンヌ型筋ジストロフィー(以下、DMD)の子どもへの保育・教育実践の報告を基に、よりよい保育・教育支援のあり方について検討することを目的とした。保育においては「保育内容」の視点から、教育においては「自立活動」の視点から子どもの育ちのニーズについて考察した。また、DMDのある子どもとかかわった経験のある教師へのインタビューを通して、教師として子どもたちに身に付けてほしい力について検討した。その結果、DMDのある子どもへの最も必要な保育・教育支援は、受容的な姿勢から子どもの姿を捉え、仲間と共に活動に継続して取り組むことであると考えた。それこそが子どもの生きる喜びにつながり、「真の育ちのニーズ」として我々が子どもたちに提供すべきものであると考えた。

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